お山の春2022 無事に終了しました。

二日間の展示が無事終了しました。前々日の搬入の際には悪天候で高山村は雪まで降っていました。そして迎えた当日は快晴。春のいろに包まれて今年も沢山の方がお越しくださいました。

去年初めて布に描いたサイズはポケットサイズだったのだけど翌年の今年は幅1.4mほどにもなる特大サイズのスカーフに。これは昨年展示が終わった時nagomiのわかさんに来年はスカーフに描いてみたい!と自ら伝えていた事でした。大きなサイズの沢山描いてしまったけれど手に取ってもらえるのかな。。。と不安な気持ちもありましたが蓋を開けてみるとそれが驚くほど手に取っていただけるという結果に。

わたしは絵描きなんだから絵が売れることがいちばんと思っていたエゴが崩れていったようでした。

紙でも布でも描くことはとってもたのしい。特にわたしは布が大好きなんです。学生の頃は洋服や小物を作ったりしていたし母が洋裁の仕事をしていたので幼少時から洋服は手づくりのものが多かったのです。

そんな自分にとっての好きなもの同士が出会ったような今回のスカーフの作品。草木染めの布に描くのに使ったのはベンガラ染めの染め剤で土からできたものなので相性がとっても良い感じなのです。布用の絵の具もありますが、草木染めの布に載せるにはしっくりこない感じがしてどうしたら良いのか考えてしまったのだけどこのべんがら染めと以前出会っていたことでこれが良いかもと思い出すことができたのでした。このべんがら染めもう少し追求してみたいです。

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