日々

立春を過ぎてようやく。 今年もよろしくお願いいたします。

心身ともにあけてきた感覚。外側に依らず自分の感覚に従う。
今は情報がたくさんありすぎて身体が悲鳴をあげてしまいそうになるし
頭はもっと知りたいとそれをやめることをさせないけれど。

立ち止まり耳をすませるのは自分のこころ。

今年はそんなことを大切にできたらいいな。
2024年が皆さまにとってもかけがえのないすばらしい日々でありますように。

立春とつれづれ

立春を迎えるとやっとあけたなぁという気持ちになるのはいつからだったかな。多分数年前だと思う。Facebookの過去のわたしがこの時期はいつも体調が優れないことを教えてくれていた。土用の時期でもあるからきっとそういう身体と地球のリズムなのかもしれない。

昨日はお世話になっているお寺さんの節分会へ参加させてもらった。境内はとても冷えているのだけどそのキリッとした空気が良かったりもする。そういう季節の節目をしっかりと祝ったり感じたりしてヒトはずっと生きてきてるのだろう。

数日前には髪も整えてもらって頭が軽くなった。世界が恐怖に巻き込まれた事態から3年、随分と伸びた髪は春ころにドネーションできたらいいなと思ってる。 あれやこれやと話していたら突然「いづみさんはまじめって言われますか?」って。ありゃこれは良くないな。うん。

来月の展示に向けて少しエンジンがかかりだしたみたい。

謹賀新年2023

令和になって5年目のようです。
身体の切り替わりは立春の頃なので、傍観者の感じが否めないひねくれものなんですが 笑
今年はより自身の内側に耳をすませて過ごしていきたいと思うお正月。

あたまの整理の為、去年から意識してここに書くようにしてきました。
言葉には限界がある、でもそれを超える何かが共鳴するかもしれないと思いながら。
言葉ではないところにたいせつと思うものがころがっているような気がするけれど。

今年もなるべく降りてきたらすぐここに書いてみようと思います。

こちらを訪ねてくださるみなさまもどうかこころ穏やかに過ごせますように。

返り咲く力

私はバラが好き。好きなだけで育てるのは母。なのでもうこれ以上増やさないでと言われている。
今は3種類のバラが育っているがこの写真のバラは10年以上前、生産農家さんから購入したもの。カフェオレ色の茶色いバラだったのにいつの間にか色が変わっていた。母に尋ねると挿木されていた部分が無くなってしまい元のバラになったのよ、原種は強いよねとそんな話。

お花でも野菜でも先祖返りすることがままあるようだ。もともとのかたちに返ろうとする力。
ヒトはどうなのかな。経験や社会的な信念体系を歳と共に積み重ねてきているわたし。もともとはどんなヒトなんだろうと考えている。

庭のばら

いのちをつなぐ手

家の庭は今花ざかり。じっとみている訳ではないけれど様々ないろが目に飛び込んでくる。先日、テーブルのうえにちいさな紫陽花が飾ってあった。これは見覚えがない。

母に聴いてみると「ほら、あなたがもらってきたお花のアレンジメントに入ってたあの花よ」と言うけれど全く覚えがない。よくよく聴いてみると2年前、個展の際にお友だちに頂いたアレンジメントに入っていたお花を挿したとのこと。何種類かあったけれど、

「このお花が根付きますように」とお願いしたらひとつだけついたのよ、と。

やっぱり母は魔法の手を持ってるって、確信した。
残念ながらわたしにはその魔法は受け継がれていない。

つぎつぎと、春

たった数日の間に春はどんどん開いていく。
早いとか遅いとか決めてるのは自分なんだな。
花はただ咲いているだけ。

季節と感情

わたしはもともと気持ちの切り替えが苦手な方なんだと、展示を終えるたびに実感する。すぐに切り替えられたらいいのにと思いながらどうにもならないのだからその時の感じに委ねるしかないのだけど。

いつの間にか桜の季節となった。桜は日本人にとってもわたしにとってもやはり特別。年に一度しか咲かない植物は沢山あるのに桜に限ってはあと何回見られるかなぁって考えてしまうのだ。連綿と桜を愛でてきた先人のDNAのなせる技なのかもしれない。

どんなに辛いことがあっても桜の季節だけは一瞬誰もが笑顔をみせるような気がする。みんなが楽しそうな時、世界がしあわせを感じられる季節に絶命できたらきっと自分もしあわせだ、と感じていた時があった。過酷なパワハラで消えてしまいたいと思っていたその時も桜はとても美しく優しくてただ咲いていた。

今年も家から徒歩30歩くらいの公園には桜が咲いた。
ただみている、誰もいないその公園で散ってしまう前に。

春が近づいている

2月が終わる。いつもながら立春を過ぎて身体的にはいよいよ今年が始まったような感覚になっていたけれどまだ半分くらいは眠っているような感覚・・・
昨年まで沢山展示をしてきたのだけれど、昨年末どうもピークを過ぎたようで。今年は、これからはどうにしたいのかを自分自身に問うような1月だった。

自分のエネルギー総量は決まっている。それをどう配分してやれるのかバランスが大切だなぁと。もともとかなりのスローペースなのに、いつ死んでも後悔しないようにとできる限りやれることをやった結果なのだった。だから少しも後悔は無いのだけれど、暮らすうえでは常に次の展示の為の準備をすることになってしまい時々ついていかれないような事があったりした。

「バランス良く」とは小学生の頃からだってよく言われること。昔、整体の先生にもバランス良くねとよく言われたものだ。でもその時の私はどうしたらバランス良くなるのか分からなかった。バランスは何対何がどのくらいでバランス良いと言われるものなの?なんて思っていた。

心地良いバランスは人それぞれ。自分にその都度きいていくしかないということに気づいたのはそう遠い昔ではない。そしてきっとその心地よさも常に変わりうるということなんじゃないかなぁなんて思ってる。

原種のクリスマスローズさんと福寿草。みてみて〜って言われた先にポツンと庭先に。

夏の空

最近、また空をよくみるようになった。
ひとつも同じ空のときはない。
空をじゆうに飛びまわるように描けたらいいなぁ。

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2017年のさくら

お花見はできなかったけれど、移動時間につかのまのうつくしいサクラ

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